1958-12-18 第31回国会 衆議院 建設委員会 第2号
○兒玉委員 それからやはりこれに関連してでございますけれども、この綾川水系の発電所工事は、相当一般用水を利用しての発電工事でございますが、一般の水田用の用水が長い間隧道を通って流れる関係で、相当水温が低下するわけでございます。
○兒玉委員 それからやはりこれに関連してでございますけれども、この綾川水系の発電所工事は、相当一般用水を利用しての発電工事でございますが、一般の水田用の用水が長い間隧道を通って流れる関係で、相当水温が低下するわけでございます。
私は例を一つ申しますけれども、北海道で石狩川の支流の忠別川、その忠別川の上流に、だいぶ前ですけれども、ダムをこしらえて、そうして発電所を作り、水を誘導するのに、相当長い間隧道でもって水を持ってきた。従って上川は北海道の米作地帯で一番たくさんとれる所、そこの水田に灌漑される水の温度が一度、二度違ってくる、そんなような関係でもって大騒ぎをいたしました。
今お説のようにある區間、隧道とか特殊な區間について開發をやる、ある區間について電氣運轉をやる。これはある區間が輸送力を増大すれば、その區間を通じて全般の輸送力が増大しませんと、區間的な輸送力の増大だけでは、全體の力の上ではあまり大きな貢獻をいたさない。